1. 難病情報誌 アンビシャス 246号

難病情報誌 アンビシャス 246号

最終更新日:2022年11月01日

表紙は語る

人生のマイナスに見える出来事は、より良い自分になるために必要な時期だった!

藤村 美来(ふじむら みらい)さん
多発性硬化症

 目覚めると、体が思うように動かせず起き上がれないという約20年前の朝が、忘れられない発症記念日です。当初は線維筋痛症と診断されました。
 友人に抱えられタクシーで地元の総合病院に行きましたが、どの診療科で診てもらえばいいのかわからず、総合案内で症状を伝え整形外科を案内されました。整形外科では感じの良い若い先生が体のあちこちを指で押し確信に満ちた顔で「線維筋痛症ですね。」と告げました。「せんいきんつうしょう?」初めて聞く病名に「この病気は治りますか?」と訊くと、「原因も治療法も見つかっていません。」と言われ、この病気の痛みに有効だというノイロトロピンという点滴を受けて帰りました。飲み薬が切れた予約日に、その先生の診察を受けに行くと、転勤で別の先生に代わっていて「すみませんが線維筋痛症は診ていません。」と診察を拒否されました。「では診察は結構ですが、せめて前回と同じ点滴をして頂けないですか?」とダメもとでお願いすると、困惑顔の先生は渋々要求を呑み、点滴をしてくれました。その後、次回の診察予約の話しをすると、渋い表情で先生は「線維筋痛症の患者さんは診ていません。他を当たってください。」と言われました。「それでしたら専門の先生を紹介してください。初めて聞く病名なので」と言うと、「専門の先生は知りません。すみません」と言って目を伏せ、これ以上の交渉はやめてくれという合図でした。そこからの約10年が、私の人生で最も辛く苦しい暗黒期になるとは、この時まだ気付いていませんでした。
 それから家族や友人にこの病名を伝え、インターネットで検索しましたが、専門医は関東方面にいる事くらいしか分かりませんでした。今のようにグーグルやTwitterが盛んではなく、何とか同じ病気の方と繋がりたいとの思いからアメーバブログを始めました。ブログで線維筋痛症を検索し、片っ端から友達申請をして複数の同病の患者さんと繋がることが出来ました。知り合った患者友だちの殆どが、診察拒否や、精神科を勧められたりしていました。
 私も、複数の病院に行きましたが、線維筋痛症と告げるだけで診察を拒否されたり、「検査しても異常はなく、精神的な痛みが体に出る身体表現性障害ですから、精神科の治療を受けてください。」と複数の先生に言われました。素直に精神科を受診しても「あなたはどこも悪くないです。整形外科で治療を受けてください。」と、また整形外科に戻るという堂々巡りを何年も続ける事になりました。
 だんだん精神的に追い詰められ、お医者さんが信用できなくなってきました。そのうち本当に精神が荒み、診察に希望が持てず、初対面の先生に八つ当たりするようになりました。
 今振り返ると本当に申し訳なく恥ずかしい振る舞いです。希望を抱いて受診した大学病院の整形外科の先生にも「線維筋痛症は当院では心療内科です。予約を取り直して改めて受診してください。」と電子カルテしか見ずに言われ、その先生と言い合いになりました。理解してもらえない悔しさで、涙が止まらず診察室を出たあと「病院の屋上から飛び降りようかな」と初めて考えた事が忘れられません。思いとどまる事ができたのは、どんな時もそばにいて寄り添ってくれた家族の存在があったからです。
 どこに行ってもまともな診療が受けられず諦めかけていましたが、元々1つ多い頸椎が悪さをしている可能性もあるため、地元の別の総合病院で整形外科を受診しました。しかしもうお医者さんの事が信用できず、診察室で病歴を話しながらも期待はしていませんでした。そのため「思い当たる病気があります。造影剤を使ったMRI検査をしてもいいでしょうか?」と、優しく話してくれた先生の言葉にも半信半疑で、どうせまた「何も悪いところはなかった」と言われるあの絶望感を感じるのが嫌で、淡々とした気持ちで検査を受けました。
 ところが「やはり私の予想していた多発性硬化症という難病です。直ぐに専門医を紹介しますので早めに受診してください!」と先生からの説明に驚くことになります。
 その先生は、ずっと難病専門の所におられて、整形外科に移ったばかりのお医者さんでした。あの時、あの先生との出会がなければ、今のポジティブで明るい私はいません。今でもその時の出逢いに深く感謝しています。
 たらい回しの間に車いす利用者になりましたが、約10年前から、多発性硬化症の専門医の診察と治療を受け、今は夫と幸せな毎日を過ごしています。
 現代医学では完治が難しいと言われている難病です。診察と治療の他に、1年半前から自分なりに考えたリハビリをしています。
 1つは乗馬です。乗馬療法は元々傷病兵のリハビリでした。私は数年前、ホースセラピー体験で馬の愛らしさや高い目線から見る特別な景色、自分ではそんなに歩けないのに馬が背中に乗せて歩いてくれることに感動しました。その心が震える体験がベースとなり、1年半前から夫と一緒にパラ馬術のレッスンを週一ペースで受けています。
 もう1つは華道です。指先が動かしにくく握力も少しずつ落ちているので、作業療法として1年ほど前からいけばなを始めました。大変優しい先生に恵まれ、毎週お稽古を続けており、今の夢はいけばなの先生になり、少年院や刑務所などで自己表現として教えたいと思っています。
 また、電動車いす利用のため長年叶わなかった在宅勤務にも恵まれました。就労支援A型事業所の仕事ですが、スタッフの皆様が大変優しくてとても良い環境で仕事をしています。
 もしかすると、たらい回しの10年を乗り越えられたから、今在る有難みに気付く心が生まれ、様々な新しい事にチャレンジする前向きな気持ちになれたのかもしれません。そう考えると、人生のマイナスに見える時期や出来事は、より良い自分になるために必要な時期だったのかもしれません。感謝。

語者プロフィール

藤村 美来(ふじむら みらい)さん
【出身地】長崎市
【趣味】いけばな・乗馬
【好きな動物】パンダ
【好きな言葉】和を以て貴しとなす

  • 障がい者馬術を始めた頃、干拓の里馬事公園にてジャスミンちゃんと。

  • 小原流いけばな社中ミニ花展にて、大好きな薔薇と百合の作品を出展。

2022年9月の報告あれこれ

ポータブル電源の貸出事業

 アンビシャスでは人工呼吸器等を装着して療養生活を送る難病(小児含む)患者の方が、災害時の停電対策としてポータブル電源装置の自費購入をご検討される場合、実際に使い勝手を試してもらい購入時の参考となることを目的に無償で貸出しをしています。貸出機はJackery Japan様より一昨年末に寄贈された10台を含め助成金で購入した各メーカーの機器を加え16台で運営しています。
 また台風などによる長期停電に備え電気を必要とする難病の方へ2週間を上限として貸出しも行っています。9月は3個の台風が毎週末に接近したこともあり緊急時用に2台を残し14台すべてを貸出しました。難病以外の障がいのある方からの問合せもありましたが、原則人工呼吸器を付けている難病の方を優先とさせていただいており、今回の様に希望者が殺到した場合はお断りをさせていただく場合もありますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

9月の難病医療相談会

 9月は神経難病系疾患に膠原病系疾患、下垂体系疾患と3つの難病医療相談会を行いました。神経系疾患の難病医療相談会は今年度2回目で、膠原病系疾患も2回目を2月に予定をしております。
 どの相談会でも相談者さんからは「この先どうなるのでしょうか?」「他にはどんな治療法がありますか?」。と言った質問が上がります。神経系疾患の医療相談会では、「リハビリのアドバイス」や「日常生活で注意すべき事」なども良く上がる質問です。膠原病系、下垂体系では「この病気について詳しく教えていただきたい。」といった質問もあります。普段の診察時にはゆっくりと聞くことができなかった事を個別にお聞きする場として、アンビシャスの難病医療相談会はあります。
 どの難病医療相談会も各30分の定員4組で2時間としていますが、特に神経系疾患のお問合わせが多く、先生のご厚意で1時間延長し、これまで2回の難病医療相談会で12組のご相談を承りました。12月と3月にあと2回予定しております。また、10月は肝臓系を、11月には腎臓系、12月には消化器系を予定しておりが、10月20日現在、既に定員に達しキャンセル待ちとなります。詳細はお問合せ願います。

難病ピア・サポーター養成研修(応用編 最終回)

 5月より開始の「2022年度難病ピア・サポーター養成研修(応用編)」は9月10日をもって終了しました。昨年の難病ピア・サポーター養成研修(基礎編)を受講された10名のうち6名の方が今年度の応用編に進まれました。
 応用編では講師に沖縄県地域保健課疾病対策班の保健師さんや、社会保険労務士、行政書士の先生に登壇いただき、「国や都道府県の難病対策」や「社会保障について」等、難病制度の全体像を把握していただきました。また、臨床心理士、公認心理師の先生にも登壇いただき、具体的事例を通して学ぶ機会もありました。
 参加者様からは「難病ピア・サポーター養成講座、基礎編・応用編と充実した講座を開催して頂き、ありがとうございました。この講座で多くの方との新しい出会い、学びの場を得ることができました。また、自分の病気との付き合い方についても、違った視点から考え直すきっかけになりました。」等のご感想をいただきました。ピア(仲間)として相手の話を聞く訓練を通し、自身を見つめ直す機会にもなっております。
 10月より2022年度の難病ピア・サポーター養成研修(基礎編)がはじまり、12名の方が参加されます。基礎編も実り多き研修にしていきたいと思います

こころの現場から

自分の望みとは

鎌田依里

臨床心理士 鎌田 依里(かまだ えり)

 漫画『ドラえもん』(作:藤子・F・不二雄)はご存じのことと思います。今回は、22世紀の未来からやってきたドラえもんが四次元ポケットから取り出す「ひみつ道具」を通して、あなた自身の「望み」を改めて考えてみます。臨床心理学は無意識に光を当てて、これまで生きてこられなかった自分や、自分の人生について考える学問であると言っていいかもしれません。人間はイメージを通して共感する生き物で、身の回りにある絵や音楽には、それぞれ自分の想いが投影され、それに対して好きとか嫌いとか様々な感情が付随してくるものです。ちょっと疲れたこころをほぐすつもりで、少し考えてみましょう。
 あなたは「ドラえもんのひみつ道具」の中で何が一番好きですか。もし自分が一つだけ手に入れるとしたらどんな「ひみつ道具」がいいですか。この問いには正解はありません、正解か間違いかは考えずに素直に考えてみましょう。
 直観で一つ「ひみつ道具」を選ぶのもよいかもしれません。そこに、自分が最も必要としていること(の一つ)があるかもしれません。また、「今日はこのひみつ道具がいいかな」と思ったけれど、暫く経って状況が変わると「また違うひみつ道具に惹かれる」場合もあります。
 人間にはいろいろな望みがあり、自分らしく人生を送るために、その時々で望みを叶える方向に自己決定していきます。今回のように、時にはイメージで遊びながら、自分の真実の想いについて探って、こころのストレッチもしながら、自分の望みが叶えられるように様々な自己決定ができるといいですね。そしてもし、あなたが支援者だったら、できるだけ本人の願いが何かということを丁寧に探していくのもよいでしょう。

つぶやきチャンプルー

個人情報の利益と不利益

照喜名通

著:照喜名通

 過去には電話帳に氏名と住所、電話番号が掲載され無料配布されていた時代がありました。現在でも沖縄では新聞の死亡広告に家族構成を掲載していますが、個人情報の利用には利益と不利益があり地域や時代とともに変化していくのだと思います。
 また現在は個人に関する情報が他人に漏れないよう、個人情報保護法が施工されています。アンビシャスでも業務で知りえた、氏名・住所・電話番号やメールアドレスなどの個人情報は非公開で、その方への連絡や郵送の場合のみ利用しています。もちろん、ご本人の承諾をいただいた上で保健師など他の支援者へ情報を提供し共有することはあります。しかし、たとえ知人から個人情報の提供を求められたとしても、ご本人の了解が得られない限り、こちらが知り得た情報を開示することはありません。
 個人情報保護の観点からはむやみに監視されるのは嫌ですが、事件や事故があった場合には、監視カメラの映像が貴重な情報になります。DNAの遺伝子技術では難病の原因解明といったメリットはありますが、悪用されないか不安は残ります。
 情報の活用には利益もありますが、不利益もあるので、提供する側とされる側が丁寧に確認することが大切になってきている時代ですね。

シリーズ 「患者学」第91回

事前の意思表示をどのように伝えるか その2

慶應義塾大学 名誉教授 加藤 眞三著

 さて、前回は老人ホームに入院中の高齢者が意識障害により救急車が呼ばれた件について述べましたが、その話の中には、超高齢者が事前に意思表示することに関して考えなければならない問題点が含まれています。
 それは、本人の意思が本当に十分に活かされているのかどうか、後でその方の死を家族が受け容れられるのか、患者さんの意思が救急隊を含む医療者側にどのように伝わっていくのかの3点になるかと思います。

 老人ホームの職員は「老人ホームで心臓と呼吸が止まって発見されたときに、無理に救命措置はしなくてもよい」と聞いたときに「この方は救急救命措置を一切望まない人である」と受け取りました。次にそのことが救急隊の隊員に告げられると、隊員は「この人は救命救急措置を拒否した人だ」と解釈し、搬送先として三次救急を最初から搬送先の選択肢からはずすことになったのです。

 ここには、まるで伝言ゲームであるかのように、言葉として伝わる毎に少しずつずれが生じています。このような状況下に、本人が望んでいた医療が提供されることがなかったとすれば、本人にとっては悔しいことでしょう。

 また、その家族は亡くなった後に「あの時、こうしていたら」、「あの時、そうしなかったら」と悔やむことになるかも知れません。例えば、最初から三次救急に搬送されていれば助かったのかも知れないと感じたり、脳の出血であっても硬膜下血腫であれば比較的簡単な手術で後遺症も少なく対処できるなどを後になって知るのです。このように、本人や家族が自分たちの意思を伝えたとしても、それがそのままに伝わることの難しさがあるのです。

 もう一つの問題は、最終的に搬送された三次救急病院の脳外科医が、本人及び家族の意思を尊重する人であるかどうかは、一定ではないだろうことです。救命救急医によっては、現在できる最大限の治療を何でもしなければいけないと考える医師もいます。そんな時、医師は「救命救急センターに運ばれて来たのに、あなたは患者さんのいのちを見捨てるつもりですか」と家族に最大限の積極的な治療をせまることがあるかもしれません。
 だからこそ、救急隊員は三次救急の病院を搬送先の選択肢からはずしていたのでしょう。しかし、三次救急であっても、患者さんの意思を優先したり、患者さんの状況によっては保存的な治療でよいと判断する医師もいるのです。
 これは、地域によっても異なるだろうし、時代によっても変遷してくることだと思います。だからこそ、それぞれの人の対応は難しいのです。
 現在の日本が、こんな状況であることを十分に認識した上で、日頃から自分でもよく考え、家族内でもよく話し合っておくことが大切でしょう。患者本人及びその代弁者となる人は、本人の希望を医療提供側にうまく伝えることが必要になるでしょう。さらに、もし本人の望まない方向に進もうとしていれば、その軌道修正をするための交渉力も必要となるのです。
 最近関わることのあった事例から、考えたことを紹介しました。

慶応義塾大学看護医療学部
教授 加藤 眞三
慶應義塾大学名誉教授。上智大学グリーフケア研究所研究員。
患者と医療者の協働関係を作り上げることをテーマに公開講座「患者学」や著作 等を通じ、患者も自ら積極的に医療に参加する啓発活動に取り組む。

東洋経済オンラインに加藤先生による「市民のための患者学」連載配信中!
http://toyokeizai.net/articles/-/143366
加藤先生の最新書籍:肝臓専門医が教える病気になる飲み方、ならない飲み方
出版社:ビジネス社

患者団体からのおたより

全国膠原病友の会沖縄県支部より
リアル(対面)交流会のお知らせ


2019年6月29日のコロナ前医療講演会のあとの交流会の様子

 膠原病友の会では患者会の大切な役割の一つで、患者さん・ご家族(ピア)を一人にしない為に、交流会の開催をしています。
 しかしながら、新型コロナ感染拡大の影響で2年半もの間、対面での交流会ができていません。オンライン交流会にはネット環境が必要でまた、ITの苦手な方々はなかなか参加することができませんでした。少しずつ対面での交流会も初めてまいりたいと思い、ご案内いたします。
 オンラインは抵抗があって参加できなかった方「膠原病って医師から告げられたけれど、膠原病って何?皆、どのように生活しているの?」等など…。
 会員さんはもちろん、初めての参加大歓迎!!です。運営委員一同、皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。(リアル交流会が本当に久しぶりなので、ドキドキです)

日時:11月5日(土)14時半から16時
会場:那覇市保健所3階「健康増進室」
参加費:無料
※コロナ感染の状況を見ながら、今後の交流会の形を考えていきたいと思います。

今月のおくすり箱

インフルエンザの流行を前に

沖縄県薬剤師会 吉田 典子

 今冬、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念されています。専門家はこの冬にかけてインフルエンザの流行が起き、新型コロナの「第8波」と重なる可能性があると見ているのです。
 新型コロナウイルス感染症もインフルエンザも発熱やせき、のどの痛みや関節痛などの症状が似ており、検査をせず症状だけで両者を判別することはかなり難しいとみられています。インフルエンザの症状は通常1週間程度で落ち着きますが、肺炎などを併発し重症化することもあります。小学生以下の子どもや妊婦、基礎疾患のある人や高齢者といった重症化リスクのある人は体調不良の場合、速やかに発熱外来やかかりつけ医を受診しましょう。医療機関では新型コロナウイルスとインフルエンザの検査を受け、診断に応じて、治療薬の処方を受けるなどの対応をとります。
 感染拡大を防ぐためにも処方された薬は最後まできちんと使用してください。また、流行前のワクチン接種(コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種も可)やマスク、手洗い、部屋の加湿、換気など感染症対策を心がけましょう。

アンビシャス広場

~エッセイ~ 「『後悔』を『納得』へ換える試み」 渡口 正さん(ALS)

 去る、9月29日(木)私は中学1年生の時に経験した初恋の相手だった女性と会い、当時のことを謝りました。
 中学校の入学式の日、笑顔がはじけきらきら輝いていたある女生徒に秒殺された私は、5月、突然、彼女からコクられ、更に、7月には、交換日記を提案されたものの、どうしていいか分からず放置した結果、私の初恋は敢えなく終わりました。そのことで彼女の自尊心を深く傷つけたことを後悔してきました。
 再会するまで彼女と話したことがなかった私は、「後悔」を「納得」へ換えることを試み、無事、普通に会話できる関係を築くことができました!!
 これからも「後悔」を「納得」へ換える試みを続けていきたいと思います。

お勧め映画/DVD情報

天海祐希 主演出演のおすすめ作品

1)老後の資金がありません!
コメディタッチの老後の心配を楽しく描いた作品。

2)記憶にございません!
主演ではないけど、存在感がある。三谷幸喜作品で、中井貴一主演作。総理が、記憶をなくし、ドタバタが始まる。

3)チア☆ダン
~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~ 本場アメリカのチアダンス選手権大会で優勝を果たした福井県立福井商業高等学校の実話を映画化。顧問役の天海祐希、やはりカッコ良い。

★渡久地 優子{進行性骨化性線維異形成症(FOP)}★
・・・カラーセラピーやパワーストーンも好きで、時々、ネットで見てます。

今月の占い

  • 牡羊座 3/21-4/19
    素直に接してみて
    ☆リフレッシュ法:DVD鑑賞
  • 牡牛座 4/20-5/20
    美味しい物食べよう
    ☆リフレッシュ法:お風呂
  • 双子座 5/21-6/21
    猜疑心を捨てましょう
    ☆リフレッシュ法:スキンケア
  • 蟹座 6/22-7/22
    睡眠は十分に取ろう
    ☆リフレッシュ法:ドライブ
  • 獅子座 7/23-8/22
    綺麗な景色や風景を見て
    ☆リフレッシュ法:歌唱
  • 乙女座 8/23-9/22
    感謝を伝えよう
    ☆リフレッシュ法:飲食
  • 天秤座 9/23-10/23
    健康的な生活に
    ☆リフレッシュ法:断捨離
  • 蠍座 10/24-11/21
    楽しく有意義な日を
    ☆リフレッシュ法:音楽鑑賞
  • 射手座 11/22-12/21
    努力は報われる
    ☆リフレッシュ法:ネット観覧
  • 山羊座 12/22-1/19
    振り回されぬ強さを
    ☆リフレッシュ法:読書
  • 水瓶座 1/20-2/18
    趣味を楽しんで
    ☆リフレッシュ法:睡眠
  • 魚座 2/19-3/20
    慌てず無理は禁物
    ☆リフレッシュ法:ネット鑑賞

編集後記

 全国的には秋の盛りといったところでしょうか、沖縄もここのところ暑さが和らぎ秋めいてきました。新型コロナの今後の動きと、予想されるインフルエンザの流行に注意しつつ、爽やかな秋の風を身体一杯受けて心身ともリフレッシュしたいですね。
 さて今月の「表紙は語る」は、藤村さんに発症から多発性硬化症と診断されるまでの10年に及ぶ苦難の日々と、診断後の専門医による適切な治療により比較的安定した日常生活の様子を綴っていただきました。難病が故になかなか診断がつかず、適切な治療を受けるまで時間を要したケースが往々にしてあります。診断に納得がいかない、おかしいと思ったらセカンドオピニオンで別の専門医に相談する事も一つの選択肢かと思います。
 話は変わりますが、アンビシャスでは難病(小児含む)の方の体験談を募集しています。文章を書くのが苦手な方は訪問またはZoomでの取材も可能です。詳細は事務局までお問合せください。

文 仲村明