HONDA LiB-AID E500

HONDA LiB-AID E500
※このページの内容は各医療機器の安全稼働を確保したものではありません。そのため、購入や管理はあくまで自己の責任で行っていただきますようお願いします。また、アンビシャスから特定の機種の購入を勧めているものでもありませんのでご了承ください。

ホンダ外観

Hondaは”power of dream” でおなじみの日本のメーカーになります。
HONDA LiB-AID E500は赤と薄いグレーを基調としたデザインになっていて、自宅内に設置しても違和感のないデザインです。

サイズや重さは以下の通りです。

●大きさ:幅266×奥行182×高さ248㎜
●重さ:5.3kg





重さは約5kgとなっており、女性が一人で十分に持ち運べる重さとなっています。
また、大きさも比較的
コンパクトなので置き場所に困ることは少ないかもしれません。

本田取っ手画像

ただ、取っ手の格納ができないようになっているので本体の上に物を置くことは基本的にできません。
一方で取っ手のつくりはしっかりしているので、持ち運び時の安定感はあります。


HONDA LiB-AID E500の特徴として、同メーカーの蓄電器と接続し並列運転をする機能があります。
接続には専用のケーブルを別途購入する必要がありますが、並列運転を行うことで、1台で使用するよりも大きな消費電力の電気製品を使うことができます。
メーカー曰く、
”電気を足せる機能”とのことです。
この機能があるのは、今回レビューした機種のなかではHONDA LiB-AID E500だけになります。

本田付属品一覧の画像

(画像クリックで拡大)

付属品は、ACアダプターとシガーソケット用充電器、取り扱い説明書となっていました。
シガーソケット充電器はオプションになる機種もあるので、購入の際は確認しましょう。
 
価格はこちらも
メーカー小売価格で79,880円です。
SUAOKIS670やJackery700と同じ値段になりますね。

 

出力(他の機器への充電能力)について


(1枚目:蓋が閉じた状態、2枚目:蓋が開いた状態)

HONDA LiB-AID E500は2WAY方式となっており、シンプルで使いやすいつくりになっています。
具体的には①DCコンセント(×2)、②USBポート(×2)となっています。
シンプルだからこそ、
緊急時などには使い方に迷う必要がなく、だれでも使用できる形だといえますね。
USBポートは蓋を開けてから使用します。



また、コンセントはアース付きのものになっていますが、
コンセントの向きに特徴があるので、購入の際は注意してください。
 
操作方法は電源ボタンを押した後、差し込み口の上にあるボタンを押して(長押し)使用したい機器を接続するだけです。
USBの差し込み口は主電源を入れただけで使用できますが、
DCコンセントはボタンを押す必要があるところに注意です。
 
出力電力は通常時300W,最大で500Wとやや低めの設定になっています。
同メーカーの機種を接続することでより高い消費電力にすることができますが、
人工呼吸器や加湿器以外にも複数の電子機器を同時に使用することは難しいかもしれません。
 
ホンダ前面の画像

(画像クリックで拡大)

HONDA LiB-AID E500は液晶ディスプレイがありません。
そのため、消費電力をリアルタイムに確認することができません。ただ、残りの充電については表示がされるので、残り少なくなった場合は余裕をもって充電しましょう。
 
HONDA LiB-AID E500は正弦波インバーターが内蔵されているので、人工呼吸器やパソコンといった精密機械に直接つないでも問題なく使用することが可能です。

 

入力(ポータブル充電器への充電能力)について


(画像クリックで拡大)

HONDA LiB-AID E500は2WAY充電方式となっています。
具体的には①ACアダプター(コンセント)と②シガーソケット充電となっています。
先ほども書きましたが、機種によっては(JN型)シガーソケット用のコードが付属していません。シガーソケット充電は災害時とても大切な電気供給方法になるので購入の際は注意しましょう。
今回購入したJN1型は付属されていました。
 

(充電中はオレンジ色に点灯します)

この機種はディスプレイがないので充電速度は表示されません。
充電中はACアダプタにオレンジ色の電球が点灯するので充電されているかの確認はアダプターをみて確認します。
公式の情報ではフル充電に6時間必要とされていますが、気温やバッテリーの状態で前後するので参考程度にとどめておく必要がありますね。
 
なお、パススルー充電については情報がありませんでした。

 

定期的なメンテナンスや保証期間について

メーカー保証期間は1年となっています。

バッテリーは使用していなくても電気を放電していきます。マニュアルでは少なくても
半年に1回は充電を行うよう記載されています。